耐震性が不安なので、瓦を降ろし銅板への変更です。建物も減築します。
厳定院鬼子母神堂改修工事
構造:木造伝統工法
規模:2階建て
延面積:
規模:2階建て
延面積:
作業場では、減築した部分の化粧材の加工中です。やはり曲線を造るのには時間がかかりますね。
躯体ばかり補強しても、地面が強固でなくては、ならないので鉄筋を配置しべた基礎にて補強します。
向拝部分の裏甲も長年の雨で腐食していたため、新規変更です。松材を使用しました。
外壁も既存モルタルを全て剥がして新規に施工です。雨仕舞もしっかりできました。
破風板も新規にして、懸魚や鰭なども新しくしました。古色色にして、周りの古さに合わせました。
壁部分を耐震補強して、その正面に付火灯窓を設置して漆喰で仕上ました。多分初めて見た方は、分からないと思います。
いよいよ完成です。約1年以上かかりました。あとは、外構を仕上げます。